まんが・図解で読みやすいLGBTの本! 小学校高学年〜中・高生向け
「ふつう」ってなんだ?
LGBTについて知る本
本人だけでなく、友だち・先生も知っておきたい!
「LGBT」に関する疑問や不安にこたえる1冊
みんながみんな同じではありません。さまざまな気持ちをもっている人や、さまざまな考え方があることを知ることは第一歩。具体的な話が多いので、とても理解しやすい本です。(全国SLA学校図書館スーパーバイザー・藤田利江先生)
本書の特長「LGBT」について学び、多様性への理解を育む
●悩む児童・生徒の気持ちをまんがで紹介
各章の導入部はカラーまんが。きれいな絵で誰もが読みたくなります。
●図解だから、はじめて学ぶ人にもわかりやすい
見ていて楽しいレイアウト。眺めるうちに新しい価値観にふれられます。
●LGBTの人の声がたくさん
実体験を語るインタビューを収録。今悩んでいる子どもたちへのメッセージもあります。
学習のポイント“多様性”について学ぶきっかけに
これからの社会で必要とされる“多様性”について、LGBTをきっかけに理解を深めることができます。学校生活についても多く取り上げているので、自分に関わる身近な問題として考えやすいつくりです。当事者インタビューや現在の社会情勢など、資料も充実しています。
特定非営利活動法人ReBitいろいろな性のあり方を知り 違いを認め合える社会について考えてみませんか
性のあり方”について、考えてみたことはありますか? この本では、「ふつうってなんだろう」という切り口から、いろいろな性のあり方について紹介します。LGBTかどうかにかかわらず、すべての人が「自分らしさ」を大切に生きていくためにどんなことができるのか、まずは“知る”ことからはじめてみませんか。
この本が、それぞれが自分らしく生きるためのヒントを提供し、お互いの違いを認め合える社会について考えるきっかけになることを願っています。
各章概要
●1章 性別ってなに?
「セクシュアリティ(性のあり方)」や「LGBT」という言葉の意味や使われ方について、わかりやすく解説しています。
●2章 LGBTの人たちの気持ち
当事者の声を元に、LGBTの人たちが感じている不安や悩みを解説。それぞれの悩みを解決へ導くアドバイスを添えています。
●3章 みんなが過ごしやすい学校って?
学校の中で「実は困っていること」を場面別に紹介。誰もが生活しやすい学校づくりのために気をつけたいことを提案しています。
●4章 カミングアウトするとき/受けるとき
「カミングアウト」の意味や、「カミングアウト」をするとき・受けるときに気をつけたいことを、事例つきでみていきます。
●5章 世の中はどんどん変わっている!
LGBTをめぐる世界の取り組みと日本の今について、さまざまな事例を紹介しながら、ひとりひとりにできることを考えていきます。
- ■目次■
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- 【目次】
- ●第1章 性別ってなに?
- マンガ 「男らしいって なんだろう」
- 1 ふつうってなに?
- 2 男らしさや女らしさってなんだろう?
- 3 性のありかたを考えてみよう
- 4 いろいろな性のありかたの名前を知ろう
- 5 LGBTってどういう意味?
- 6 性のありかたは十人十色
- わたしのライフヒストリー1
- ●第2章 LGBTの人たちの気持ち
- マンガ 「見えない未来」
- 1 自分らしくありたい! でも
- 2 自分のことをかくさないといけないとき
- 3 将来ってどうなるの?
- わたしのライフヒストリー2
- ●第3章 みんなが過ごしやすい学校って?
- マンガ 「窮屈な 学校生活」
- 1 学校での男女分けについて考えてみよう
- 2 学校生活で困るのはどんなこと?
- 3 みんなが恋の話をしたいわけじゃない
- 4 心ない言葉に接したときはどうすればいい?
- わたしのライフヒストリー3
- ●第4章 カミングアウトするとき/受けるとき
- マンガ 「本当の自分 出してもいい?」
- 1 カミングアウトってなに?
- 2 カミングアウトはなぜするの?
- 3 カミングアウトする? しない?
- 4 カミングアウトを受けたらどうする?
- 5 やってはいけないアウティング
- 6 ひとりひとりのカミングアウト
- わたしのライフヒストリー4
- ●第5章 世の中はどんどん変わっている!
- マンガ 「ボクたちの未来」
- 1 LGBTをめぐる世界のいま
- 2 LGBTをめぐる日本の取り組み
- 3 自分たちができることって、どんなこと?
- 4 自分と社会の多様性を認めていこう
- 性のありかたについて話せる相談窓口
- 多様な性についてもっと知りたい人へ
- さくいん
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