正解がない問いに挑み、自由と強さを手に入れよう
生きるための「正義」を考える本
思春期の子どもたちに
人生に役立つ“公正な考え方”を
教科:道徳、特別活動
NDC:150
ジャンル:教科学習
発売年:2019年
巻数:全1巻
ISBN:978-4-05-501270-6
定価:4,620円 (税込)
判型・頁数:B5判・108ページ
学習指導要領:道徳 小学校高学年〜中学校
装丁・製本:特別堅牢製本図書
具体的な場での選択をどうするかを考える本。そのためのアイデアがいろいろ出されているので、自分の考えの参考にしたり、クラスで話し合ったりするための素材として活用できます。(全国SLA学校図書館スーパーバイザー・藤田利江先生)
本書の特長正解がない問いを考える、道徳教材!
●これまでの『道徳』にはないポップな紙面
「道徳は説教臭い」という既成概念を覆す、ポップなまんがを掲載しています。
●さまざまな場面で活用できる!
現代の社会で問題となっている事例も多く掲載。社会科や特別活動、総合的な学習の時間などさまざまな場面で活用できます。
学習のポイント考えることで、
私たちはもっと
自由になれる
学校生活での係決めから、死刑制度の是非まで、幅広いテーマの道徳的ジレンマを掲載。さまざまな考え方を通じて、「自分だったらどうする?」を考えさせます。多様性を認めることが大切とされ、これまで以上に“公正さ”や“正義”といった道徳的な考え方が必要とされる現代。生き抜くための力を、本書で育むことができます。
押谷由夫(武庫川女子大学教授)児童生徒が主体的に道徳的解決力を高める教材
新教育課程をリードする道徳教育は、「人間としての自分らしい生き方」をしっかり考え、日常生活や様々な学習活動の中で「主体的に判断し行動できる」児童・生徒の育成を目指しています。そのためには、具体的な道徳的事象や状況に向き合い、話し合い、自分の考えを深めていく学習が不可欠です。本教材はそのスキルを身につける絶好の教材です。
- ■目次■
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- はじめに 2
- この本の使い方 6
- 学校編
- 1 係を決めるのによい方法は? 8
- 2 校則そくは何のためにあるのか? 12
- 3 うまいだけで試合に出られるのか! 16
- 4 友だちはたくさんいなきゃだめ? 20
- 5 ライン(LINE)はめんどくさい! 24
- 6 多数決VS.少数意見の尊重 28
- 7 いじめっ子からいじめられっ子へ 32
- 8 学校に行かなくてもよいとは言うけれど… 36
- [コラム]思考実験とは…? 40
- 家庭・地域編
- 9 宿題は自分でするものだけど… 42
- 10 親の言うことはどこまできくべき? 46
- 11 親の言うことに矛盾を感じる 50
- 12 上のきょうだいと下のきょうだい, どっちがよい? 54
- 13 近所の人のルール違反を注意すべき? 58
- [コラム]「正義」についての考え方の流れ 62
- 社会編
- 14 寄付をするのはいいことでしょ? 64
- 15 やせていることが美しい? 68
- 16 どんなときでも高齢者に席を譲るべき? 72
- 17 いい職業やよくない職業ってあるの? 76
- 18 男女平等とは言うけれど… 80
- 19 お金持ちほど税率が高いのは不公平? 84
- 20 性的少数者に必要な配慮は? 88
- [コラム]20世紀以降(現代)の「正義」 92
- いのち編
- 21 尊厳死 を選ぶべき? 94
- 22 死刑制度はやめたほうがよい? 100
- 終わりに 106
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池上彰さんと学ぶ12歳からの政治 全5巻