小学校6年社会の政治・国際、中学歴史・公民がよりわかる
SDGsで見る現代の戦争
現代の戦争をSDGsから
わかりやすく読み解き、解決を考える
教科:社会科
NDC:319
ジャンル:教科学習
発売年:2021年
巻数:全1巻
ISBN:978-4-05-501342-0
定価:6,600円 (税込)
学習指導要領:社会科6年以上
判型・頁数:A4変形判・168ページ
装丁・製本:特別堅牢製本図書
第1章の冒頭で戦争が起きる理由やSDGsの目指すことなどを説明。次に湾岸戦争と環境汚染、シリアの内戦と貧しさや児童労働というように、戦争によって起きた問題、残された問題を丁寧に解説しています。戦争がSDGsにつながっていることが具体的にわかり、戦争を新しい視点で考えさせてくれます。第2章では、1945年以降の30以上の戦争(紛争や内乱なども含む)を取り上げ、起きた原因や年表、残された問題をコンパクトにまとめています。現代の問題をどう解決するかを考える資料としても適しています。(全国SLA学校図書館スーパーバイザー・藤田利江先生)
本書の特長
●世界を変えた戦いをSDGsの面から分析し、考える
戦争中の人権侵害などの実態を解説し、SDGsの視点で考えます。
●写真やイラストで戦争のなぜ?どうしてを解説
争いに至る理由や原因を豊富なビジュアルでわかりやすく図解。
●人権侵害、環境破壊……戦争の被害を人間の目線で
戦争や争いがもたらす悲劇を、実際に苦しむ人びとの目線から解説。
試し読み
学習のポイント現代世界の重大問題戦争や対立をSDGsを通じて考える
絶え間なく続く戦争や紛争、民族対立…。社会科や歴史、公民で学習しますが、実感をもって考えることは相当に難しいもの。本書では、第二次世界大戦後から現在も継続中の戦争までを、世界中で実践されているSDGsの見地から解説し、自分ごととして考えるきっかけを得られます。
伊勢﨑賢治(東京外国語大学大学院教授)未来に向けた解決方法を考える一冊
SDGs が目指す、人間が平和に共存できる世界。日常生活に必要な資源や製品、そして資金が、国を越えて大量に行き交う今日、地球上のすべての人間が、誰かを傷つけることなく、それを実現することは可能でしょうか。過去、現在の戦争から、そのヒントを探ります。
- ■目次■
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- 1章 わたしたちと戦争
- 戦争ってなぜ起きるの?
- 最近よく聞く、SDGsってなに?
- SDGsが目指す世界とは?
- 戦争と、SDGsの関係は?
- 戦争が残す問題とSDGs 1
- 戦争が残す問題とSDGs 2
- SDGsで戦争を考えよう!
- 湾岸戦争
- コンゴ内戦
- ナイル川の水紛争
- シリア内戦
- アフガニスタン紛争
- 2章 現代の戦争・紛争・内戦
- 国共内戦
- インドネシア独立戦争
- インドシナ戦争
- インド=パキスタン戦争
- 中東戦争
- 米ソ冷戦
- コンゴ動乱
- 朝鮮戦争
- アルジェリア戦争
- ハンガリー事件
- キューバ危機
- チベット反乱
- 中印国境紛争
- ベトナム・カンボジアの戦争
- レバノン内戦
- ナイジェリア内戦(ビアフラ戦争)
- 北アイルランド紛争
- 東ティモール紛争
- カシミール紛争
- イラン=イラク戦争
- フォークランド戦争(マルビナス戦争)
- スーダン内戦・南スーダン独立戦争
- スリランカ内戦
- ソマリア内戦
- ルワンダ内戦
- ユーゴスラヴィア紛争
- チェチェン紛争
- イラク戦争
- ISILによるイラク内戦
- ダルフール紛争
- メキシコ麻薬戦争
- イスラエルのレバノン侵攻・ガザ侵攻
- リビア内戦
- クリミア危機・ウクライナ東部紛争
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「できごと」と「くらし」から知る戦争の46か月