「ちがい」ってなんだ? 障害について知る本
誰ひとり取り残さない世界に向けて、
「障害」の考え方や、世の中の変化を学べる1冊
教科:福祉/道徳/特別活動
NDC:369
ジャンル:教科学習
発売年:2021年
巻数:全1巻
ISBN:978-4-05-501293-5
定価:5,280円 (税込)
判型・頁数:A4変型判:112ページ
装丁・製本:特別堅牢製本図書
一人ひとりにはそれぞれに「ちがい」があります。その中に「障害」がありますが、環境、制度、情報、心の4種類のバリア(社会的障壁)に分けられます。この本は、それぞれのバリアに関連して障害がある人の経験や本音を聞くことができたり、自分ができることを考える手立てを探ったりすることができます。イラストや写真の説明がコンパクトで小学校中学年でも理解できるのが魅力です。導入のまんがは身近な話題で構成されています。(全国SLA学校図書館スーパーバイザー・藤田利江先生)
本書の特長
●児童・生徒に身近な事例をまんがで紹介
各章の導入部はカラーまんが。きれいな絵で誰もが読みたくなります。
●図解だから、はじめて学ぶ人にもわかりやすい
イラスト満載のたのしい誌面。ながめるうちに新しい価値観にふれられます。
●「障害」に関わる人々のインタビューを収録
障害がある人の実体験や協力者の取り組みなど、インタビューを多数収録。
試し読み
学習のポイント“共生社会”や“合理的配慮”を学ぶきっかけに
「世界中で推し進められているSDGsとも関連が深い“共生社会”について、「障害」をきっかけに理解を深めることができます。学校や街中での事例も多く取り上げているので、自分に身近な問題としても考えやすいつくりです。先生やこどもたちに知っておいてほしい“合理的配慮”についてもくわしく説明しています。
- ■目次■
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- 第1章 「障害」ってなに?
- マンガ 身近にある困りごと
- ①「ちがい」ってなに?
- ②「障害」はどこにあるの?
- ③日本の障害をめぐる制度って?
- わたしのライフヒストリー 1
- 第2章 心のバリアをなくすには
- マンガ 一人ひとりの“事情”
- ①「心のバリア」はなぜできる?
- ②いろんな人の心の声を聞いてみよう
- わたしのライフヒストリー 2
- 第3章 知っておこう!サポートの基本
- マンガ 私にもできること
- ①協力するときの心がまえ
- ②様々なバリアをめぐる協力
- ③サポートを受ける人の気持ちを知ろう
- ④「協力者」になるにはどうしたらいい?
- 障害のある人への基本的なマナーとサポートの仕方を知っておこう
- わたしのライフヒストリー3
- 第4章 誰もが暮らしやすい社会へ
- マンガ 本当の平等って?
- ①障害への世界の取り組み
- ②バリアをなくし、ちがいを認め合う社会へ
- ③バリアフリーとユニバーサルデザイン
- ④ちがいを生かして活躍する時代へ
- 私のライフヒストリー4
- 資料集
- 障害のある人たちのための当事者団体ガイド
- 障害についてもっと知りたい人へ(メディア紹介)
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「ふつう」ってなんだ? LGBTについて知る本
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発見! 体験! 工夫がいっぱい! ユニバーサルデザイン